チョコレートの原料はカカオ豆です。
今、注目されているのはカカオに含まれていうポリフェノールの効果・効能です。
カカオにはカカオポリフェノールという成分が非常に多く含まれていて、次の様な効果があると言われています。
1.血圧を下げる
血管が細くなると血圧が上がりますが、カカオポリフェノールには血管を広げる作用があります。
その結果、血圧が下がります。
2.老化を防止する
老化というのは言い換えれば酸化という事です。
人間の身体は活性酸素によって錆びていき、それが老化です。
カカオポリフェノールは、活性酸素が引き起こすトラブルを防ぐ効果があると期待されています。
つまり、お肌の老化を防ぐという事ですね。
3.アレルギーを抑制する
活性酸素によってアレルギーが起きるという事がわかってきています。
活性酸素を生み出すさまざまな因子の働きをカカオポリフェノールが抑制すれば、アレルギーを抑えられます。
4.脳を活性化する
脳に必要な因子であるBDNF(脳由来神経栄養因子)が、カカオプリフェノールによって増加することが分かりました。
認知症患者はBDNFが少なくなっていることが分かっています。
BDNFを増加させることによって認知能力が高まります。
チョコレートを食べると虫歯になると言われて育った方は多いかと思います。
虫歯になるのはチョコレートが原因ではなくて、チョコレートに含まれる糖分が原因です。
カカオポリフェノールの効果を得たいと思ったら、カカオ率の高いチョコレートを枚に少量食べるのが効率的です。
高カカオ率という事は砂糖が少ないという事なので、低カロリーな食品です。